えいとのご主人 おかゆ です。
今日は ハチくん♂(享年9歳) のお話です。
うさぎを飼おうと話し始めたのは10年前の夏。
大きな立ち耳の「ザ・うさぎ」という見た目で
ミニレッキス種に決めました。
それから週末になるとうさぎ専門店などを巡り、
彼と出会ったのは秋でした。
懐っこい性格とブラックオターというカラーに惹かれ
我が家に迎え入れ 「ハチ」 と名付けました。
嫌なものはイヤと全身を使って抗議し、
楽しいとしっぽを振ってぴょんぴょん飛び跳ねる、
甘えたい時は手の下に潜り込んでナデナデを要求する…
少し気が強いけれど、好奇心旺盛で本当に愛らしい。
体力的にもとてもタフで、歳を重ねても
食欲も活動量も若い頃と変わりませんでした。
そんな調子で昨年の夏に9歳の誕生日を迎え、
当然このまま10歳の誕生日が来ると思っていました。
でも、秋頃から少しずつ衰えが見え始め、
体調を崩す事が増えていきました。
「超シニアうさぎ」 となった彼のサポートを
獣医さんと相談し この先の覚悟を決めた矢先、
再び体調を崩した ハチ は突然の余命宣告を受け
あっと言う間に旅立ってしまいました。
もっと早くケアしてあげていたらという後悔と
突然彼を失った悲しみで
頭が、心が、もう、グシャグシャになりました。
いないと分かっていても彼がいた部屋を覗いてしまう…
彼の足音や干し草を食む音がした気がして
夜、目が覚めて涙をこぼす…寂しい。
本当に辛い、悲しい お別れからちょうど半年。
我が家は今、幼い えいと のおかげで賑やかです。
えいと の小さな成長に
「ハチ はこうだったね」と思い出して笑っています。
偶然ですが、ハチ の百か日に えいと は生まれました。
偶然…でも、私はステキな「縁」だと思っています。
ハチ、 えいと、そして ひげじ ありがとうね。